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2017年06月16日
野村不動産アーバンネットは6月12日、不動産投資サイト「ノムコム・プロ」会員を対象とした「不動産投資に関する意識調査(第9回)」の結果を発表した。調査期間は2017年5月18~24日、有効回答は同サイト会員485人(投資用不動産保有者386人、非保有者99人)。
■1年後の不動産価格、「下がる」が増
現時点(調査時点)での投資用物件については、47.8%が「買い時」(「買い時だと思う」+「間もなく買い時が来ると思う」)と回答。一方、「買い時はしばらく来ないと思う」は2016年5月の前回調査(46.0%)から6.2ポイント増加の52.2%となり、初めて半数を上回った。
1年後、不動産価格はどうなると思うか聞くと、「横ばいで推移する」が48.5%と最も多くなったが、前回から2.6ポイント減少した。次いで「下がる」が同8.5ポイント増の26.6%、「上がる」が同5.9ポイント減の24.9%となった。
不動産投資を行っていることについては、83.9%が「良かったと思っている」と答え、満足度は高いことがわかった。
過去3年以内(2014年以降)に投資用物件を売却した不動産保有者は32.4%。売却理由(複数回答)は、「不動産価格が上昇したから」と「所有物件を組み換えるため」が同率の56.0%で最多となった。
金融機関の融資状況については、46.6%が「変化を感じる」と回答。そのうち65.9%が「審査が厳しくなった」と感じており、具体的には「フルローンでの融資が受けにくくなった」が51.0%、「属性条件(年収・保有資産)が厳しくなった」が43.6%などとなった。
(マイナビニュースより引用)