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2020年08月26日

単身者・カップル向きアパート家賃が上昇傾向

不動産情報サービスのアットホーム(株)は26日、同社の不動産情報ネットワークにおける「全国主要都市の『賃貸マンション・アパート』募集家賃動向」(2020年7月)を発表した。入居者が1ヵ月に支払う「賃料+管理費・共益費等」を「家賃」と定義して調査。対象は首都圏(東京23区、都下、神奈川県、埼玉県、千葉県)、仙台市、名古屋市、大阪市、福岡市の9エリア。

平均募集家賃の前年同月比上昇率トップを見ると、マンションでは30平方メートル以下(シングル向き)が「名古屋市」(5.6%上昇、7月の平均家賃5万8,486円)、30~50平方メートル(カップル向き)が「福岡市」(5.9%上昇、同7万3,901円)、50~70平方メートル(ファミリー向き)が「東京23区」(5.8%上昇、同19万2,197円)、70平方メートル超(大型ファミリー向き)が「名古屋市」(9.1%上昇、同14万4,303円)となった。

アパートでは、シングル向きが「名古屋市」(7.3%上昇、同5万2,460円)、カップル向きが「福岡市」(7.2%上昇、同6万1,510円)、ファミリー向きが「大阪市」(6.9%上昇、同10万39円)だった。

マンションについては東京23区、神奈川県、埼玉県、名古屋市、大阪市、福岡市が、アパートについては東京23区、埼玉県、千葉県、名古屋市、大阪市、福岡市が、全面積帯で平均家賃が前年同月を上回った。また、シングル向き、カップル向きアパートの平均募集家賃は、9エリア中、8エリアで前年同月を上回った。

(不動産流通研究所より引用)

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