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2016年01月29日
(一社)不動産証券化協会(ARES)は21日、調査協力している「第21回不動産投資短期観測調査」の結果を発表した。調査主体は早稲田大学大学院ファイナンス研究科の川口 有一郎教授と森平 爽一郎教授。調査票を不動産投資関連の291社に配付し、回答期間である15年11月20日~12月14日に得た回答を集計した。回答社数は69社。
最近の業況については「良い」が68%、「さほど良くない」が31%、「悪い」が1%となった。不動産市況に関しては「良い」が95%、「さほど良くない」が5%、「悪い」が0%。業況・不動産市況共に「良い」が過半になり、不動産市況については9割超が「良い」と回答するなど、ポジティブな見方をしている様子がうかがえる。
半年後の業況の予測については、「良い」63%、「さほど良くない」37%、「悪い」0%。不動産市況に関しては「良い」86%、「さほど良くない」14%、「悪い」0%となり、やや勢いが鈍化するという調査結果となった。
不動産の仕入れ価格は、最近は「上昇」91%、「もちあい」9%、「下落」0%。ただ、半年後の予測については「上昇」55%、「もちあい」43%、「下落」2%と上昇とみる回答が過半数となったが、上昇は落ち着くという見方も4割超に達した。
売却価格に関しても同様で、最近は「上昇」91%、「もちあい」9%となった一方で、半年後の予測では「上昇」50%、「もちあい」47%、「下落」3%となった。
商業不動産のキャップレート(中央値)については、オフィスビル(Aクラス)では最小が東京「麻布・赤坂・青山」の4.30%、最大が「広島」の6.10%となった。賃貸住宅(ワンルーム)に関しては最小が東京「麻布・赤坂・青山」の4.40%に対して、最大は「札幌」の6.18%となった。
(不動産流通研究所より引用)