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2016年03月17日
インヴァランスは3月11日、「マイナス金利に関する意識調査」の結果を発表した。対象は資産運用に関心のある20~49歳の社会人600名。調査期間は2016年2月22日~23日。
■マイナス金利後の資産運用、約7割が「投資型が良い」
「マイナス金利に対して不安を感じるか」を聞いたところ、84.3%が「不安を感じる」、15.7%が「不安を感じない」と回答した。さらに「マイナス金利導入によって景気回復できると思うか」を質問すると82.8%が「期待できない」、17.2%が「期待できる」となった。
マイナス金利に対して「不安を感じる」と回答した人に「特に不安を感じる要素は何か」を聞くと、「手数料や保険料の値上がり」(36.8%)が最も多くなった。以降「個人資産への影響」、「金融経済の混乱」(ともに31.2%)と続いた。
「マイナス金利導入後、『投資型』と『貯蓄型』の運用ではどちらが良いと思うか」を聞いたところ、68.3%が「投資型が良い」、31.7%が「貯蓄型が良い」と回答した。
「マイナス金利導入に伴い資産運用先を変更したか」を聞くと49.5%が「変更した、変更を検討中」、50.5%が「変更するつもりはない」となった。
「マイナス金利導入後、リスクが低いと思う資産運用先」を聞いたところ、全体の1位は「個人向け国債」(23.7%)。次いで2位は「不動産投資」「株式投資」(ともに23.5%)。以降、4位は「外貨預金」(21.7%)、5位は「投資信託」(19.8%)だった。
20代では27.0%で「不動産投資」で最多となった。以降、「個人向け国債」(25.5%)、「株式投資」(23.5%)となった。20代が「不動産投資」を選んだ理由については33.3%で「安定した利益が見込めるから」が最多に。次いで「景気や為替の変動に影響されにくいから」(32.8%)となった。
(マイナビニュースより引用)