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2016年05月31日
(一財)日本不動産研究所(JREI)はこのほど、「不動産のESG投資」について調査した結果を発表した。調査対象はアセット・マネージャー、アレンジャー、開発業(ディベロッパー)、生命保険、不動産賃貸など257社。調査時点は4月1日、124社から回答を得た。
ESG投資とは、環境(Environment)・社会(Social)・企業統治(Governance)を評価・考慮して行なう投資のこと。国連が「国連責任投資原則(PRI)」を提唱したことを受け、各国の年金基金や機関投資家等の間で投資規範になりつつある。
不動産投資家のESG投資に対する期待は「不動産価値への影響」を掲げる回答が最も多く、将来的な収益性の向上を期待する声が多かった。次いで「IRへの影響」「賃料単価への影響」「CSRへの影響」など。
ESGに配慮した不動産と、そうでない不動産の賃料収入についての問いには、現在は「特に違いはない」(82.1%)との回答が最多。10年後は「1~5%程度高い」(57.7%)とする回答が多かった。不動産の期待利回りについては、現在は「変わらない」(81.7%)とする回答が最多だったが、10年後は「10bp低い(価値が高い)」(41.7%)が多かった。
(不動産流通研究所より引用)