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2016年09月29日

不動産投資はどんな人に向いてる? 銀行から比較的お金を借りやすい職業とは

不動産投資は、その気になればだれでも挑戦することができます。しかし他の投資に比べて不動産投資は敷居が高く、始めるにはそれなりの決意が必要なことも確かです。

今回は、そうした決意を固める後押しになればと思い、このようなタイトルにしました。残念ながら自分には当てはまらないという人にも参考にしていただきたい内容になっています。


■不動産投資の特徴

まずは不動産投資と他の投資手法の違いから考えてみることにしましょう。


●キャピタルゲインとインカムゲイン

不動産投資の対象には、キャピタルゲインとインカムゲインの2種類があります。ご存知の通り、売却益を目的とした投資と、賃料収入を目的とした手法のことです。

キャピタルゲインとインカムゲインでは、不動産投資の性質が全く異なります。キャピタルゲインを目的とした不動産投資は、安値で買った株式を高値で売って利益を得る、株のデートレーディングと似た要素があります。

一方、定期的な収入が計算できるインカムゲインは、株式投資に例えると配当金を受け取るイメージに似ています。


●不動産投資と株式投資の違い

次に、不動産投資と株式投資の違いを考えてみることにします。不動産投資と株式投資で資本となるのは、もちろん不動産と株式ですが、この資本の性質がまったく異なることが両者の大きな違いなのです。

株式の場合、一夜にして紙くず同然になってしまうリスクをはらんでいますが、これまでのコラムでも何度かご説明したように、不動産の場合は価値がゼロになることはまず考えられません。

こうした資本の性質から、金融機関は不動産を担保として評価してくれますが、株式を担保に融資をしてくれる金融機関はないのです。

不動産賃貸を目的とする不動産の購入には、このように金融機関が力を貸してくれます。つまり、金融機関は不動産賃貸を「業(ビジネス)」として評価してくれるということが大きなポイントなのです。

株式投資やキャピタルゲイン狙いの不動産投資では、金融機関から融資を受けることはできませんので、これは大きなメリットです。


■レバレッジを効かせることも可能

「不動産投資は、他の投資とチョット違うぞっ!」と思っていただけたなら、もう少し踏み込んでみましょう。

融資を受けることで、自己資金だけでは買うことのできない不動産の購入も可能になります。

このように、融資を受けて自己資金の何倍、何十倍もする物件を購入することを「レバレッジを効かせる」といいます。小さな力で大きなものを動かす「てこの原理」に例えて、このような表現が使われています。

ところが、銀行は誰にでも融資をしてくれるわけではありません。定期的な収入がなかったり収入が不安定だったりすると、銀行はそう簡単にはお金を貸してくれません。


■銀行からお金を借りやすい職業は?

銀行としても貸したお金を返してもらわなくてはなりません。銀行にとっても慎重な見極めが必要になるのです。ところが、銀行から比較的お金を借りやすい職業があります。それは、公務員やサラリーマンなどの給与所得者。

月に100万円稼ぐフリーターよりも、毎月25万円の給料を稼ぐサラリーマンの方が、銀行にとっては好ましいということなのですね。

銀行の立場に立って考えてみましょう。仮に返済が滞ったとしても、給与を差し押さえればお金を回収することができますよね。給与所得者への融資は、銀行にとってそうした安心感があるのです。

このことから、サラリーマンや公務員などの給与所得者は、不動産投資を行う上でかなり恵まれた条件にいるといえます。そうでない人は、不動産投資以前にお金を借りるのが一苦労ですから。

会社に副業規定があったとしても、不動産投資は副業にはあたらないのも不動産投資のメリット。公務員の場合はどうかというと、不動産による収入は一定の規模までは収入として扱われません。一定の規模を超えても申告すれば問題はないので、副業規定の厳しい公務員にも許された数少ない「副業」ともいえます。

不動産投資では、会社に居ながらにしてお金を生み出す仕組みを作ることも夢ではありません。このメリットを生かすかどうかは、皆さん次第ということになりますが、そうした環境にいる人にとって、一歩を踏み出す助けになればと思います。

(マネーの達人より引用)

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