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2016年12月21日

健美家(けんびや) 収益物件市場動向レポート 1棟アパート編 成約利回り 主要都市は過去最低に

不動産投資と収益物件の情報サイトを運営する健美家(けんびや)が、今回から6回にわたり、サイトに登録された物件について調査(四半期毎)した内容を報告する。1回目は個人投資家に一番人気がある「1棟アパート」(7~9月期)。

全国の登録物件投資利回り(表面利回り)は9.13%で、前期比横ばいの結果となった。14年10~12月期以降は9%台が続き、依然として低下基調だ。過去の状況と比較すると、リーマンショック以前の06年7~9月期と同程度の投資利回りとなっている。

登録物件価格は5938万円となり、08年のリーマンショック以降において2期連続で最高値を更新した。前年同期比で5.62%の上昇。15年10~12月期以降は、小幅な上昇が続いている。

続いて、地域別の成約物件投資利回りと登録物件投資利回りについて(成約物件投資利回りは、健美家に登録された物件が成約した際の報告データをもとに算出)。

まずは東京23区の状況。成約物件投資利回り、登録物件投資利回りともに7.0%で、全国で最も低い地域となった。

その他、成約物件投資利回りが低い地域としては、東京周辺に限定されず、名古屋市、京都市が上位に入った。一方、同利回りが高い地域を見ると、上位は11.0%を超える地域が占めたが、05年の調査以来、すべての地域で過去最低値を更新した。

(住宅新報Webより引用)

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