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2017年03月07日
(株)東京カンテイは2月28日、2017年1月度「中古マンション価格天気図」を発表した。
これは全国47都道府県のファミリータイプ中古マンション流通事例価格を月ごとに集計し、価格変動を「天気マーク」で表示したもの(30平米未満の住戸、事務所・店舗は除外、リゾートマンションを除く)。
それによると、1月は「晴」が10から11地域に増加、「雨」は10地域で変わらず。「曇」は10から9地域に減少。「小雨」も9地域で変わらず。「薄日」も8地域で変化がなかった。47都道府県のうち前月比価格が下落した地域数は20から17地域に減少し、下落傾向がさらに弱まり、「悪化」8地域を「改善」10地域が上回った。
【三大都市圏】
●首都圏
首都圏は、東京都が前月比0.3%下落、神奈川県は0.4%上昇、千葉県は1.4%上昇、埼玉県は0.5%上昇と、首都圏平均は横ばい推移となっている。
●近畿圏
近畿圏は、大阪府が横ばい、兵庫県は0.8%上昇、京都府は2.3%上昇した。郊外部は滋賀県が0.2%下落、奈良県は3.3%上昇。近畿圏平均は0.5%上昇した。
●中部圏
中部圏は、愛知県が1.1%上昇、岐阜県が2.5%上昇、三重県が1.5%下落、静岡県は0.3%上昇。中部圏平均は1.3%の上昇となった。
【地方圏】
●北海道
北海道は前月比0.3%上昇し1,482万円、札幌市は0.5%上昇して1,534万円。事例が集中する中央区で0.3%上昇したのをはじめ、北区では4.4%、東区でも3.2%、豊平区は1.4%それぞれ上昇した。白石区では1.1%、西区では0.6%下落したが、中心区部の上昇の影響で同市の価格は強含んでいる。
●宮城県
宮城県は0.2%下落し1,967万円、仙台市は0.1%上昇し2,018万円。事例数が最も多い青葉区で1.4%上昇、宮城野区が0.8%とそれぞれ上昇した。若林区は2.1%、太白区は1.1%、泉区は1.0%それぞれ下落した。
●新潟県
新潟県は5.3%上昇して1,362万円。同県で最も事例の多い新潟市中央区で6.6%上昇しており、価格上昇の大きな要因となっている。また、市部でも事例数の多い長岡市では5.7%と大きく上昇している。
●広島県
広島県は0.4%下落し1,806万円、広島市も0.4%下落し1,897万円。広島市では最も事例数の多い中区で0.1%僅かに上昇したが、次いで事例数の多い西区で0.3%下落した要因が大きく同市の下落に繋がっている。
●福岡県
福岡県は2.8%上昇し1,741万円、福岡市は3.2%上昇して2,158万円。福岡市では事例が集中する中央区で6.8%、博多区では7.3%、南区でも1.7%、東区では2.4%、早良区では1.7%それぞれ上昇した。
●沖縄県
沖縄県は0.1%上昇し2,728万円。同県で最も事例が集中する那覇市では0.8%上昇、宜野湾市では4.6%下落、浦添市では0.1%の下落、北谷町では2.1%の下落となった。
(suumoジャーナルより引用)