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2013年09月24日

不動産投資をするなら戸建て?マンション?

もし今、不動産投資をするならば、どういった物件に投資をするのがいいのでしょうか? マンション? アパート? 一戸建て? どれに投資するのがいいのでしょうか? 現役の不動産業者の方に聞いてみました。


――今、不動産投資をするならどういった物件がいいのでしょうか?

不動産投資の対象となる住宅物件は、戸建て(一軒家)とマンション、またはアパートなどがあります。さらにこの中にも、マンションの1室だけに投資する区分投資(区分所有)があります。


――なるほど。不動産投資といっても、いろいろと種類があるのですね。

そうですね。それぞれにメリット・デメリットがありますし、投資を希望する人の経済状況によっても条件が変わります。


――具体的にはどういったメリット・デメリットがあるのでしょうか?

まず、戸建ての場合ですが、中古なら意外と安い物件があったり、固定資産税が安いなどのメリットがあります。


――安い物件があるのはうれしいですね。

あとは、借りたい人が多いことや、一度住んでくれるとそのまま長く住んでくれる可能性が高いことなどがメリットとして挙げられますね。


――デメリットはどんなことがありますか?

デメリットは、なんといっても「空室になった場合のリスクが高い」ことでしょうね。住人が出ていってしまうと、次に入居するまでの間は収入が0ですから。


――ということは、1部屋だけを所有する区分投資のマンションやアパートも同じようなデメリットがありますよね?

そうですね。あちこちにいくつか所有しているのならリスクは分散できますが、1部屋しか所有していない場合だと、戸建てと同じく収入が0になってしまいますからね。

●戸建てのメリット
・中古なら安価で手に入る物件がある
・固定資産税が安い
・借り手が多く、長い期間住んでくれる

●戸建てのデメリット
・空き部屋になった場合収入が0になる


――次は区分投資ですが、メリットはどんな点がありますか?

区分投資の場合は、一棟丸ごと購入するよりは安価で済みますが、それ以外のメリットはあまりないんですよ。中には「不動産投資のイロハを学べる」と区分投資を勧める人もいますが、やはりリスクの方が大きくなってしまうケースが多いので……。


――よく「ワンルームマンションに投資しませんか?」みたいな話がありますけど、あれは厳しいんですね。

ワンルームマンションの区分投資はかなり厳しいと思いますよ。需要が全くないわけではありませんが、数も多いですし、もし長期にわたって空室になってしまった場合を考えると安易に手を出さない方がいいです。

●区分投資のメリット
・比較的少ない額で投資が可能

●区分投資のデメリット
・空室になると収入が0になる ・リスク分散がしにくい


――ということは、マンションやアパートの一棟に投資するのが一番いいのでしょうか?

そうですね。お金はかかりますが、収入が0になるリスクの分散を考えると、マンションの一棟を所有する方がいいといえますね。部屋数が多い分、収入が0になってしまう可能性が下がります。定期的に収入を得られる、という強みがありますね。


――なるほど。いくら安価で購入した物件でも、収入のない期間が長ければリクープできませんよね。

先ほども述べましたが、区分マンションでも、いくつも所有しているのならリスク分散になりますから、そのやり方もアリかもしれませんね。


――一棟投資のデメリットはありますか?

非常にお金がかかるので、お金持ちじゃないと難しいのが一番のデメリットですね。

●一棟投資のメリット
・収入が0になるリスクを減らせる

●一棟投資のデメリット
・初期投資の額が大きい

不動産投資はある程度まとまったお金がないと行うことができませんが、もし今不動産投資をするなら「マンション一棟所有」がベストとのこと。リスクを分散できるというのは不動産投資において非常に重要なことのようですね。

(マイナビニュースより引用)

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