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2013年12月03日
インターネットなどで物件を探していると、ほとんどが空室であったり、また時には「全て空室」という物件を見かけます。
ふと見た印象は「入居者が入らない悪い物件」と思ってしまいそうですが、実は、その物件こそ『ダイヤの原石』なのかもしれません。
今回ののテーマは「空室が多い物件」について、お話ししたいと思います。
『空室』
■なぜ「空室が多い物件」が良いのか?
結論から言えば、「空室が多い物件」の内のほとんどは、
①最低限の適切なリフォームを実施して、
②周辺競合物件をしっかりと調査の上で、適切な家賃設定をし、
③地場の優良な管理会社さんに入居者の募集を依頼すれば、
必ずと言っていいほど「空室は埋まる」からです。
大体の「空室が多い物件」は、上記のどれか又は、すべてが欠けているケースが多いのです。
そうして、「空室が多発」という事態によりローン返済が不可能となり、任意売却や競売にかけられている物件が存在します。
また、そこまではいかなくても、持ち主がその物件に「もう駄目だ~」という見切りをつけて「捨て値」を付けられて、売りに出されてる物件というのはたくさんあります。
そんな「誰もが見向きもしない」ような物件を、カリスマ大家さん達は瞬時に見抜き、指値を入れて実際の価値とはかけ離れた金額で購入し再生させているのです。
もちろん、『空室の多い物件』のすべてが「ダイヤの原石」では決してありません。
そもそもの賃貸ニーズが乏しいような「場所」が悪かったり、あまりに建物が劣化しすぎてリフォームのしようもない状態だったりというように「手の施しようもない」ものも存在します。
そんな物件には十分に注意が必要です。
でも、前述したように、ほとんどの物件は「再生可能」なのです。
「なぜ空室が多いのか?」その原因は必ずあり、対処可能なその原因に対して先に述べたような「適切な対応策」をとれば良いのです。
それこそが、不動産投資を成功に導いてくれる「大原則」である
「物件をなるべく安く買って、高い利回りでの運営を行ってゆく」ことにつながるのです。
■ ダイヤの原石はどこにある?
それでは、そんな「ダイヤの原石」はどこにあるのでしょうか?
やはり、大都市圏では「空室が多い物件」であったとしても、そもそもの土地の値段が高いため、総じて物件の価格も比例して高くなります。
目指す「高利回り」の物件を見つけるのは「至難の業」と言えるのです。
「ダイヤの原石」が眠る場所それは・・・やはり「地方」に多いのです。
特に「地方」には、まだまだ「勉強不足の知識が足りない大家さん」や、「相続して所有者となった地主系大家さん」が存在し、そのような大家さんがこの「ダイヤの原石」を気づかずに、手放してくれるのです。
そっと静かに眠っている「ダイヤの原石」を掘り起こして、しっかりと磨き上げて、最高のお宝物件として再生させるのも「不動産投資の醍醐味」と言えるのではないでしょうか。
(楽待不動産投資新聞より引用)