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2021年01月15日

投資マンション、過去最高価格に コロナ禍で投資家関心

投資用不動産情報サイト「楽待」を運営するファーストロジックは2020年10~12月期の投資用不動産の市場動向をまとめた。比較的手を出しやすい区分マンションの価格は3四半期連続で上昇し、集計開始後で過去最高となった。新型コロナウイルスで先行き不透明感が続くなか、底堅く推移すると期待される不動産市場に関心を持つ投資家が増えている。

20年10~12月期に「楽待」に新規掲載された全国の物件を対象とした。同サイトには昨年12月時点で22万2千人の登録会員がいる。

3万2303件の新規掲載があった区分マンションの価格は1714万円と前四半期比5%上昇した。3四半期連続の上昇で、価格は12年の集計開始後の過去最高を記録した。10~12月期の新規掲載件数は7~9月から4114件増えた。

堅調な理由について、同社は「新型コロナで将来への不安が高まるなか、不動産投資を検討する人が増えた」と説明。その上で、高額で金融機関からの融資が必要な1棟物件ではなく、比較的少額で購入できる区分マンションを選んでいるとみる。価格上昇を受け区分マンションの利回りは7.06%に低下した。

10~12月期の1棟マンションの価格は1億8385万円と前四半期から251万円下落した。1棟アパートの価格も6111万円に下がったが、コロナ禍でも海外投資家に加え、国内投資家も不動産投資に積極的な姿勢が明らかになった。低金利も支えとなり、活発な不動産売買は続きそうな気配だ。

(日本経済新聞Webより引用)

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