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2022年09月22日

アパート家賃、カップル・ファミリー向けで上昇

アットホーム(株)は22日、同社の不動産情報ネットワークにおける「全国主要都市の『賃貸マンション・アパート』募集家賃動向」(2022年8月)を発表した。

入居者が1ヵ月に支払う「賃料+管理費・共益費等」を「家賃」として定義。調査対象は、首都圏(東京23区、都下、神奈川県、埼玉県、千葉県)、札幌市、仙台市、名古屋市、大阪市、福岡市の10エリア。

賃貸マンションの平均募集家賃の前年同月比上昇率トップは、30平方メートル以下(シングル向き)が大阪府(前年同月比3.0%上昇、平均家賃6万86円)、30~50平方メートル(カップル向き)が千葉県(同7.4%上昇、同8万1,900円)、50~70平方メートル(ファミリー向き)が神奈川県(同8.3%上昇、同11万5,579円)、70平方メートル超(大型ファミリー向き)が札幌市(同15.8%上昇、同14万4,036円)。東京都下・埼玉県・千葉県・大阪市の4エリアが4ヵ月連続、全面積帯で前年同月を上回った。中でもカップル向きマンションは、全エリアで前年同月を上回っている。そのうち、東京都下・神奈川県・埼玉県・千葉県の4エリアは15年1月以降最高値を更新した。

賃貸アパートの上昇率トップは、シングル向きが大阪市(同4.6%上昇、同5万7,651円)、カップル向きが埼玉県(同5.2%上昇、同6万5,433円)、ファミリー向きが東京都下(同5.5%上昇、同9万7,215円)。カップル向き・ファミリー向きが全エリアで前年同月を上回った。中でもカップル向きは、東京23区・東京都下・神奈川県・名古屋市・福岡市の5エリアで過去最高値を更新した。

(不動産流通研究所より引用)

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