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2023年05月26日
不動産情報サービスのアットホーム(株)は26日、不動産情報ネットワークにおける「全国主要都市の『賃貸マンション・アパート』募集家賃動向」(2023年4月)を発表した。
同調査では、入居者が1ヵ月に支払う「賃料+管理費・共益費等」を「家賃」として定義。調査対象は、首都圏(東京23区、東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県)、札幌市、仙台市、名古屋市、大阪市、福岡市の10エリア。
賃貸マンションは、東京23区・東京都下・埼玉県・千葉県・名古屋市・大阪市・福岡市の7エリアが全面積帯で前年同月を上回った。面積帯別の前年同月比上昇率トップは、30平方メートル以下(シングル向き)が名古屋市(前年同月比3.7%上昇、平均家賃6万391円)、30~50平方メートル(カップル向き)は埼玉県(同7.2%上昇、同8万1,711円)、50~70平方メートル(ファミリー向き)は大阪市(同12.4%上昇、同13万3,883円)、70平方メートル超(大型ファミリー向き)も大阪市(同11.5%上昇、同23万8,076円)。
カップル向きが5ヵ月連続、ファミリー向きが4ヵ月連続して、全10エリアで前年同月を上回った。東京23区・東京都下・神奈川県・埼玉県・大阪市の5エリアは、両タイプともに15年1月以降最高値を更新している。
賃貸アパートでは、シングル向き(同2.0%上昇、同5万958円)、カップル向き(同5.8%上昇、同6万7,352円)、ファミリー向き(同6.9%上昇、同8万3,769円)のすべてで埼玉県が上昇率トップに。
カップル向きが5ヵ月連続、ファミリー向きが4ヵ月連続して、全10エリアで前年同月を上回った。中でも、東京都下・埼玉県の2エリアは両タイプともに15年1月以降最高値を更新した。
(不動産流通研究所より引用)