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2014年02月18日

「楽待」投資動向 1棟物件の価格アップ 消費増税前の駆け込みか

不動産投資サイト「楽待」を運営するファーストロジックがまとめた1月の投資用市場動向データによると、1棟物件の価格が上昇していることが分かった。投資熱の高まりに加え、消費税の引き上げ時期が迫っていることが背景にあるようだ。

1月1~31日に同サイトに新規掲載された物件と、問い合わせのあった物件を分析した。

それによると、1棟アパートの価格は、新規掲載が6394万円で前月比215万円上昇した。問い合わせ物件の価格も同394万円アップの5482万円となった。

また、1棟マンションの価格も、新規掲載が1億9101万円で前月比1059万円増の大幅上昇だった。同様に問い合わせも1億5506万円で同882万円アップだった。

一方、区分マンションの価格は、新規掲載が1054万円(前月比32万円減)、問い合わせが953万円(同68万円減)で下落だった。

1棟物件の価格が上昇していることについて同社の坂口直大社長は、「消費増税直後は一段落するが、すぐに戻るだろう」と見る。投資物件を求める傾向の背景には、年金を含めた将来の収入不安があり、それに対する抜本的改善の兆しがまだ見えないからだ。

(住宅新報Webより引用)

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