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2014年02月20日

13年の首都圏居住用賃貸成約数、3年連続の増加/アットホーム調査

不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は19日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける、2013年1年間の首都圏の居住用賃貸市場動向を発表した。

同年の首都圏居住用賃貸物件登録数は330万1,150件(前年比0.8%減)で、4年ぶりにマイナスに転じた。一方、事業用賃貸物件登録数は46万9,978件(同6.9%増)となり4年連続のプラスに。1平方メートル当たりの登録賃料は、賃貸マンションが平均2,667円(同2.6%下落)、賃貸アパートが2,237円(同2.4%下落)と、いずれも4年連続のマイナスとなった。

成約件数は25万4,249件(前年比2.8%増)と3年連続でプラスになったものの、増加率は同4.9ポイント低下。これは、首都圏成約数の約半数を占めるシングル向き(30平方メートル未満)物件の動きが鈍ったことによるもので、同社は「アベノミクスによる景気回復はシングルユーザーには及んでいない」と分析。一方、カップル向き(50平方メートル未満)、ファミリー向き(70平方メートル未満)物件は堅調に推移した。

1平方メートルの成約賃料は、賃貸マンションが2,595円(同0.8%下落)、賃貸アパートが2,195円(同2.1%下落)といずれも4年連続でマイナスとなった。1戸あたり年平均成約賃料は、賃貸マンションが8万8,600円(同1.1%上昇)、賃貸アパートが6万1,500円(同0.2%上昇)といずれも4年ぶりのプラス。平均面積は、マンションが4年ぶり、アパートは2年連続で拡大した。

(不動産流通研究所より引用)

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