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（株）東京カンテイは20日、2014年1月の三大都市圏・主要都市別「中古マンション70平方メートル価格月別推移」を発表した。同社データベースに登録されたファミリータイプの中古マンションの売り希望価格を、行政区単位に集計・算出して70平方メートル当たりに換算した。

首都圏の中古マンション価格は2,854万円（前月比0.8％増）と、小幅ながら4ヵ月連続で上昇。前年同月比も1.9％のプラスとなった。東京都の3,752万円（同0.8％増）や神奈川県2,448万円（同0.5％増）、埼玉県1,863万円（同0.4％増）、千葉県1,857万円（同0.1％増）と引き続き上昇。消費増税に伴う経過措置が適用期限を迎えた昨秋以降、価格は強含みで推移している。

主要都市では、東京23区が4,108万円（同1.0％増）、横浜市が2,569万円（同0.9％増）、さいたま市2,139万円（同0.6％増）、千葉市1,751万円（同0.5％増）と、すべて上昇した。

近畿圏は1,821万円（同0.3％増）と、安定推移。大阪府は1,874万円（同0.3％増）と3ヵ月ぶりに上昇。兵庫県は1,779万円（同0.1％増）と横ばいだった。

中部圏は1,503万円（同0.4％増）と13年2月以来となる1,500万円超え。愛知県は名古屋市など主要行政区が弱含みとなったことで、1,556万円（同0.3％減）と3ヵ月ぶりに下落した。

（不動産流通研究所より引用）