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2014年02月22日

期待利回り低下が継続。売買価格は上昇予想が多数/CBRE調査

シービーアールイー(株)(CBRE)は20日、不動産投資に関するアンケートの結果を発表した。期待利回り水準などの最新動向を把握することを目的に実施しているもので、今回が42回目の調査。2014年1月に不動産投資にかかわる203名を対象に実施し、145名から回答を得た。

東京主要部の期待利回り(NOIベース)は、「賃貸マンション(ワンルーム)」「ホテル」で前期(13年11月期)比横ばいであったが、その他いずれのセクターにおいても引き続き低下した。「オフィス(大手町)」は、前期比5bps低下の平均値4.15%で、08年10月期以来の最低値を更新。「商業(銀座中央通り)」は同4.40%、「ホテル(運営委託型)」は同6.25%、「倉庫(マルチテナント・首都圏湾岸部)」は同5.60%と、いずれも09年1月月の調査開始以来の最低水準となった。

東京Aクラスオフィスビルの「売買取引量」「売買取引価格」「NOI」「期待利回り」「金融機関の貸出態度」「投融資取組スタンス」の各項目(DIとして集計)では、「最近(回答時点)」の状況について、「不動産取引量」「売買取引価格」「NOI」「期待利回り」「金融機関の貸出態度」で改善。
 売買取引価格の将来の見通しに関する回答では、「3ヵ月先」「半年先」いずれにおいても「上昇する」という回答が8割以上となり、売買価格は上昇基調が続くという見方が多数となった。

(不動産流通研究所より引用)

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