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2014年04月02日

東京カンテイ、2014年2月度中古マンション価格天気図を発表

先月に引き続き、全国的な価格の改善が継続
株式会社東京カンテイは「2014年2月度中古マンション価格天気図」を発表した。 これは、全国47都道府県のファミリータイプ中古マンション流通事例価格の変動を天気図で表したもので、70m平米に換算した中古マンション平均価格、前月からの変動率(%)、13ヵ月移動平均の変動率(%)などが考慮して作成されている。

それによると、中古マンション価格が上昇傾向にある地域が21(先月:17)、やや上昇傾向にある地域が12(先月:11)、足踏み傾向の地域が4(先月:8)、やや下落傾向にある地域が4(先月:5)、下落傾向にある地域が6(先月:6)という結果になっている。

また、先月と比較して価格が改善した地域が14(先月:11)、横ばいの地域が29(先月:34)、悪化した地域が4(先月:2)となっており、先月に引き続き、全国的な価格の改善が継続している状況だ。

なお、価格が上昇傾向にある地域は先月の17から21に拡大する形となったが、21地域という数値は2008年3月の19地域以来、6年ぶりの高水準となる。

首都圏、近畿圏、中部圏平均全てが増加
価格天気図とともに、都道府県別中古マンション70m平米換算価格の推移も発表されたが、これによると2014年2月の首都圏中古マンション70m平米平均価格は先月から1.4%増の2,895万円で、千葉県(先月比0.6%減の1,846万円)のみが先月から下落し、残りの埼玉県(先月比1.4%増の1,889万円)、東京都(先月比1.0%増の3,788万円)、神奈川県(先月比2.5%増の2,509万円)は先月よりも上昇する結果となった。

近畿圏平均は先月に引き続き上昇し、1.8%増の1,853万円となった。和歌山県(先月比12.0%減の714万円)のみが先月から下落し、残りの滋賀県(先月比2.0%増の1,552万円)、京都府(先月比2.8%増の2,208万円)、大阪府(先月比1.7%増の1,906万円)、兵庫県(先月比2.0%増の1,815万円)、奈良県(先月比6.2%増の1,229万円)は先月よりも上昇する結果となった。

中部圏平均は先月に引き続き上昇し、先月比3.4%増の1,554万円となった。岐阜県(先月比0.2%減の1,175万円)のみが下落し、静岡県(先月比0.9%増の1,286万円)、愛知県(先月比2.8%増の1,599万円)、三重県(先月比0.7%増の1,315万円)は上昇した。

47都道府県で1月の中古マンション70m平米換算価格が2,000万円を越えたのは先月と同様に東京都(3,788万円)、神奈川県(2,509万円)、京都府(2,208万円)、沖縄県(2,055万円)、の4都府県で、逆に1,000万円を下回ったのも先月と同様に新潟県(933万円)と和歌山県(714万円)の2県となった。

なお、先月は43.9%という高い上昇率を示した新潟県は、先月比2.3%増で上昇率は減少したものの、引き続き上昇傾向が続いている。

和歌山県は先月に引き続き全国で最も高い下落率を示しており、先月からの下落率が10%以上を示したのは和歌山県のみとなる。先月上昇した沖縄県は先月比9.3%減となり、全国で2番目に高い下落率を示す結果となった。

(不動産投資ニュースより引用)

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