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2014年04月02日
(公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は3月31日、2013年1年間の中古マンション・中古戸建住宅の成約・新規登録物件について、築年数の観点から市場動向をまとめ、発表した。
首都圏の成約した中古マンションの平均築年数は19.27年で、前年より0.30年上昇した。新規登録物件も前年比0.65年上昇の20.96年となった。
中古戸建住宅における成約物件の平均築年数は20.16年(前年比0.45年上昇)、新規登録物件は20.50年(同0.51年上昇)となり、いずれも初めて20年台となった。
築年帯別構成比率については、中古マンションの成約物件では、築11~25年が39.6%(前年:38.5%)と拡大、築30年を超える物件も21.6%(同:20.6%)と伸長した。
中古戸建住宅は築10年以内が22.9%(同:23.3%)、築11~20年が32.9%(同:33.5%)、築21~30年が24.6%(同:24.7%)、築30年超が19.6%(同:18.5%)と、築30年を超える物件の比率が拡大。新規登録物件も築30年超の物件が21.4%(同20.8%)と拡大した。
築年対別の取引動向については、中古マンションの「対新規登録成約率」(成約件数/新規登録件数)で最も高かったのが築6~10年という結果に。なお中古戸建では築6~25年が20~21%台となった。
築年帯別の成約価格属性については、中古マンションの平均成約価格は築0~5年が4,000万円台、築6~15年が3,000万円台、築16~20年が2,000万円台、築21年以上の各築年帯は2,000万円未満となった。また、面積は新規登録物件に比べて成約物件が大きく上回り、築年に関わらず「広さ」への重要が高いことが明らかとなった。
一方、中古戸建住宅の平均成約価格は、築20年以内が3,000万円台、築20年超は2,000万円台となった。土地・建物面積は成約物件・新規登録物件とも築21~25年が最大となった。
(不動産流通研究所より引用)