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2014年04月22日

ファーストロジック「楽待」 投資市場動向・3月 1棟マンション価格、過去最高 都心の高額物件目立つ

不動産投資サイト「楽待」を運営するファーストロジック(東京都港区、坂口直大社長)はこのほど、「市場動向データ3月期分」をまとめた。3月1日~31日の間に、同サイトに新規掲載された物件と、投資家から問い合わせのあった物件を分析した。それによると、物件価格の上昇トレンドは続いており、特に1棟マンションは過去最高となった。

新規掲載された1棟マンションの平均価格は2億2352万円で、前月比2654万円アップした。問い合わせのあった物件の価格も前月比2607万円上昇し、1億8676万円となった。都心の高額物件が増えたことで平均価格を押し上げた模様。「土地活用として賃貸物件を所有していた地主は、いわゆる個人投資家と比べて不動産市況に敏感ではなかったが、昨今の投資熱の高まりを感じて売却に動き出したのではないか」(同社)。投資対象として最も需要があるのは1億~3億円規模だが、これまで個人投資家には高額で、事業者にとっては小ぶりのため投資物件として需要の少なかった4億~10億円規模の動きが目立ち始めたという。

なお、表面利回りは、新規掲載が8.89%(前月比0.14ポイント減)、問い合わせ物件も10.37%(同0.48ポイント減)で低下した。

1棟アパートの平均価格をみると、新規掲載物件は6296万円で前月比67万円増、問い合わせ物件は5714万円で同631万円増となった。

また、区分マンション(1戸)の価格は、新規掲載物件が1173万円で前月比18万円アップした。一方、問い合わせのあった物件は、同65万円減の912万円だった。

(住宅新報Webより引用)

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