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2014年05月16日

首都圏分譲賃料6ヵ月連続上昇も調整局面突入の兆し/東京カンテイ調査

(株)東京カンテイは14日、4月の三大都市圏の分譲マンション賃料月別推移を公表。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を1平方メートル当たりに換算して集計した。

首都圏は2,637円(前月比1.4%上昇)。都県別では東京都3,085円(同0.3%上昇)、神奈川県2,091円(同0.4%上昇)、埼玉県1,629円(同0.5%下落)、千葉県1,564円(同2.0%上昇)となった。

賃料水準の高い東京の事例数シェアが増えたため、前月比では6ヵ月連続の上昇となったが、全体的に動きは小さかった。「事例の築年数構成は大きく変化していない。賃料上昇期を終え、上昇傾向は一段落した。下げ局面になるのか、横ばいで推移するのか、今後数ヵ月の動きに注目する必要がある」(同社)。

そうした傾向が強く表れたのが東京都心部で、千代田区は3月の前月比5%上昇から4月は0.2%上昇、中央区、港区でも上昇幅が縮小した。新宿区は3月0.2%下落から4月1.9%下落と、下落幅が拡大した。

近畿圏は1,853円(同0.4%上昇)、中部圏は1,599円(同0.1%上昇)となった。首都圏と同様に3月までの急激な上昇は収束し、調整局面へ移行する兆しがうかがえた。

(不動産流通研究所より引用)

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