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2014年06月16日

「投資用 市場動向データ 最新版2014年5月期分」の調査結果を発表

投資用一棟アパートの新規掲載物件価格は6,600万円に
株式会社ファーストロジック は「投資用 市場動向データ 最新版 2014 年5月期分」の調査結果を発表した。これは、同社が運営する国内最大の不動産投資サイト「楽待」に新規掲載された物件および問い合わせのあった物件の表面利回り・物件価格・築年数(数値はすべて期間中の平均値)などをまとめたレポートで、対象エリアは全国、調査期間は2014年5月1日~2014年5月31日となっている。

発表された投資用一棟アパートの資料によると、2014年5月の新規物件登録数は2,700件(全掲載数:12,750件)で、新規物件の表面利回りは前月比0.43ポイント減の10.06%、物件価格は前月比690万円上昇の6,600万円、築年数は前月比13か月増の24年7か月となった。

問い合わせ物件については、 表面利回りが前月比0.24ポイント減の12.02%、物件価格が前月比93万円上昇の5,192万円、築年数は前月から横ばいの24年6か月となっている。

増税による消費低迷が復調し、物件価格が上昇
投資用一棟マンションの2014年5月の新規物件登録数は830件(全掲載数:4,099件)、表面利回りは前月比0.18ポイント減の8.76%、物件価格は前月比148万円上昇の19,359万円、築年数は前月比18か月減の23年6か月となった。

問い合わせ物件は、 表面利回りが前月比0.32ポイント減の10.51%、物件価格が前月比258万円上昇の16,206万円、築年数は前月比4か月減の24年6か月。表面利回りと物件価格は投資用一棟アパートと同様の値動きを示している。

投資用区分マンションの新規物件登録数は4,660件(全掲載数:18,838件)で、表面利回りは前月比0.22ポイント減の8.94%、物件価格は前月比19万円下落の1,275万円、築年数は前月比1か月増の23年6か月という状況だ。

問い合わせ物件の 表面利回りは前月比0.25ポイント増の11.28%、物件価格は前月比29万円上昇の1,019万円、築年数は前月比18か月増の24年6か月となり、問い合わせ物件の表面利回りと物件価格は新規物件とは逆の値動きを見せた。

なお、今回の調査で発表された物件価格は投資用区分マンションの新規掲載物件以外、すべて前月から上昇する結果となったが、その要因の一つとして増税による消費低迷からの復調が挙げられている。

(不動産流通研究所より引用)

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