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2014年07月23日
(株)東京カンテイは22日、2014年6月の三大都市圏・主要都市別「中古マンション70平方メートル価格月別推移」を発表した。同社データベースに登録されたファミリータイプの中古マンションの売り希望価格を、行政区単位に集計・算出して70平方メートル当たりに換算した。
首都圏の中古マンション価格は、2,831万円(前月比0.4%下落)と弱含みで推移。都県別では、東京都は3,784万円(同0.6%下落)と3ヵ月ぶりに下落、神奈川県も2,418万円(同0.3%下落)と4ヵ月連続でマイナスとなった。一方、埼玉県1,849万円(同0.9%上昇)、千葉県1,842万円(同0.7%上昇)と下落傾向に歯止めがかかったものの、年初と比較して価格水準は依然低下したままの状況。
主要都市では、東京23区が4,163万円(同0.3%下落)と7ヵ月ぶりに下落したが、依然13年以来の上昇基調は維持している。その他では横浜市2,569万円(同0.8%上昇)、さいたま市2,107万円(同3.8%上昇)は上昇に転じ、千葉市は1,696万円(同0.2%下落)と引き続き下落した。
また近畿圏は1,806万円(同0.3%上昇)。大阪府が1,844万円(同0.3%上昇)、兵庫県1,764万円(同1.1%上昇)と、2月に直近でのピークを記録して以降は緩やかな下落トレンドで推移している。大阪市は2,217万円(同0.6%上昇)と比較的大きく下落した5月からやや価格水準を戻した。
中部圏は1,467万円(同0.2%下落)と4ヵ月連続で下落。一方、愛知県は、名古屋市がけん引する形で1,537万円(同0.4%上昇)と反転上昇して連続下落に歯止めを掛けた。
(不動産流通研究所より引用)