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2014年08月06日
不動産ビッグデータを所有するスタイルアクトはこのほど、マンション購入検討者の定例意識調査「マンション購入に対するアンケート」を実施、結果を公表した。
同調査は、同社インターネットサイト「住まいサーフィン」の登録会員のうち、直近3カ月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある人のみを対象として実施。供給者側の分譲価格・初月契約率・在庫数は公表されており、同社は、"購入検討者の心理"を四半期単位で時系列比較している(第1回は2008年4月、今回で26回目)。調査期間は7月3日~8日で、サンプル数は128件だった。
■「1年後の価格変化 」、"上がる"との予想は約8割に
「1年後の価格変化 」について聞いたところ、1年後のマンション価格が上がると予想するのは全体の約80%と高水準が続いている。現在の価格を「高いが、今後も価格が高騰する」ことを消費者は見込んでおり、インフレ傾向にあることを感じている。
■購入価格が「高い」と感じる人は、5割弱に
「現在の物件の購入価格(分譲価格・金利・税制含む)についてどのように感じているか」については、「高い(購入を諦めるほど+ためらうほど)」との回答は49%と、前回の2014年4月時点と同じ程度となった。
■65%が「なるべく早く購入したい」と回答
「購入に対する心境」を聞いたところ、全体の60%が1年前より景気が良くなったと感じ、景気が良くなると不動産価格が上がると約80%が思っている。今後は更に価格が上がると感じているため「なるべく早く購入したい」と65%が回答した。
消費税増税が購入意欲に与える影響は限定的で、「8%になって意欲が減った」との回答(16%)に対し、「減っていない」が49%と2倍以上存在する。
(マイナビニュースより引用)