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アットホームの調査によると、7月の首都圏における賃貸住宅の成約件数は1万9662件(前年同月比3.3%増加)で、再び増加に転じた。全体の3割強を占める神奈川県の成約が好調だったことが要因。

エリア別に見ると、東京23区が8501件(同1.0%減)、東京都下が1537件(同3.2%減)、神奈川県が6048件(同13.9%増)、埼玉県が1833件(同2.8%減)、千葉県が1743件(同4.1%増)。神奈川県は1年8カ月ぶりに二桁増、東京23区は賃料の高さが影響し6カ月連続で減少している。

■新築マンション上昇続く

1戸当たりの平均賃料は、新築マンションが10.53万円(同8.8%上昇)で5カ月連続上昇、中古マンションについては、成約の多い東京23区と神奈川県が下落した影響で、再び前年を下回る結果となった。アパートは、新築が8.22万円(同3.0%上昇)、中古が6.04万円(同0.7%下落)となっている。

（住宅新報Webより引用）