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不動産情報サービスのアットホーム（株）は25日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける2014年8月の首都圏居住用賃貸物件の市場動向をまとめた。

同月の首都圏居住用賃貸物件の登録件数は25万6,022件（前年同月比3.5％減）。1平方メートル当たりの平均登録賃料は、賃貸マンションが2,637円（同1.2％下落）、賃貸アパートは2,191円（同1.5％下落）となった。1戸当たりの登録賃料は賃貸マンションが9万4,700円（同0.4％下落）、賃貸アパートは6万900円（同0.5％下落）。

成約件数は1万5,722件（同3.0％減）となり、2ヵ月ぶりの減少。地域別では、東京23区7,203件（同2.8％減）、東京都下1,380件（同7.6％増）、神奈川県4,149件（同8.9％減）、埼玉県1,525件（同3.2％減）、千葉県1,465件（同6.2％増）となった。減少した地域では、賃貸マンションがいずれも減少しており、とくに埼玉県では前年同月よりも14.8％減少した。

1平方メートル当たりの平均成約賃料は、賃貸マンションが2,609円（同0.4％上昇）、賃貸アパートは2,174円（同1.2％上昇）。賃貸マンションは4ヵ月ぶりの上昇となった。1戸当たりの平均成約賃料は賃貸マンションが9万500円（同0.8％下落）、賃貸アパートは6万2,900円（同1.6％上昇）。賃貸マンションが2ヵ月連続のマイナスとなる一方、賃貸アパートは3ヵ月連続の上昇だった。

（不動産流通研究所より引用）