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2014年11月01日
不動産情報サービスのアットホーム(株)は28日、同社の全国不動産情報ネットワークにおける2014年9月の首都圏居住用賃貸物件の市場動向をまとめた。
同月の首都圏居住用賃貸物件の登録件数は26万3,356件(前年同月比3.0%減)。1平方メートル当たりの平均登録賃料は、賃貸マンション2,627円(同1.3%下落)、賃貸アパート2,197円(同1.7%下落)となった。1戸当たりの平均登録賃料は賃貸マンションが9万4,300円(同0.6%下落)、賃貸アパートは6万800円(同0.3%下落)だった。
成約件数は1万9,499件(同1.2%増)。5月以降は増減を繰り返しており、9月については中古マンションの減少率が低下したため、再び増加となった。地域別では東京23区8,686件(同0.3%増)、東京都下1,640件(同12.3%増)、神奈川県5,184件(同3.4%減)、埼玉県2,092件(同1.3%増)、千葉県1,897件(同10.0%増)。東京23区は賃貸マンションこそ同2.0%減少したものの、賃貸アパートが同8.2%増加したことから、8ヵ月ぶりに増加に転じた。
1平方メートル当たりの平均成約賃料は賃貸マンションは2,582円(同0.2%下落)、賃貸アパートは2,149円(同0.8%上昇)となった。アパートは2ヵ月連続の上昇。1戸当たりの平均成約賃料は賃貸マンションが9万400円(同1.0%下落)、賃貸アパートが6万2,100円(同0.2%下落)。マンションは3ヵ月連続、アパートは4ヵ月ぶりのマイナスだった。
(不動産流通研究所より引用)