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（株）東京カンテイは29日、2015年8月の「中古マンション価格天気図」を発表した。47都道府県のファミリータイプ中古マンション流通事例価格を70平方メートルに換算して集計し、その価格変動を天気マークで表わす。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向の場合は「雨」と表記している。

同月の「晴」は13地域となり、前月と変わりなかった。「雨」は6地域（同7地域）に減少、「小雨」は9地域（同4地域）に増加した。「薄日」は11地域（同8地域）に増加し、「曇」は8地域（同15地域）に減少した。

前月「曇」だった15地域のうち、「薄日」に改善したのは、三重県、鳥取県、山口県の3地域で、7地域は「曇」で変わらず、茨城県や岡山県等5地域が「小雨」に悪化した。

前月から天候が改善したのは7地域（同11地域）と減少。横ばいが33地域（同26地域）に増加。悪化は7地域（同10地域）に減少となった。全国的にみると、大都市や地方中枢都市は上昇傾向を維持し、他の地域での価格は大きな変化はなかった。

（不動産流通研究所より引用）