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「晴」が12地域から10地域に減少
東京カンテイは11月30日、「2015年10月度 中古マンション価格天気図」を発表した。

天気図は、全国47都道府県の、ファミリータイプ中古マンション流通事例価格を月ごとに集計し、価格変動を「天気マーク」で表示したもの。

10月度は、「晴」（価格は上昇傾向にある）が12地域から10地域に減少。「雨」（価格は下落傾向にある）も6地域から5地域に減少。「小雨」（価格はやや下落傾向にある）は10地域から9地域に減少。「薄日」（価格はやや上昇傾向にある）は11地域で変化なし、「曇」（価格は足踏み傾向にはある）は8地域から12地域に増え、最多となっている。

天候改善は10地域、悪化は11地域
天候が改善した地域は、前月の9地域から10地域に増加。横ばいが26地域で変化なし。悪化は12地域から11地域に減少。依然として悪化地域が改善地域を上回り、価格下落トレンドとなっている。

前月「薄日」であった11地域のうち、「晴」に改善したのは埼玉県の1地域で、5地域は「薄日」で変わらず、富山県、福島県、福井県、奈良県、山口県の5地域が「曇」に悪化。

全国的には、前回同様、東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、京都府、宮城県、福岡県など大都市や地方中枢都市は上昇傾向を維持しているが、他の地域では下落しはじめているとしている。

（不動産投資ニュースより引用）