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2020年08月20日

投資家45%が「リーマンショックの経験が活かされている」と回答 - 今後の投資活動は?

JSKパートナーズは8月18日、「リーマンショックとコロナショックに関する調査」の結果を発表した。調査は7月20日~21日、投資経験10年以上の投資家1,103名を対象にインターネットで行われた。

はじめに、「リーマンショック時にどのような投資行動を取りましたか?」と質問したところ、「特に何もしていない」(36.9%)が最多となったものの、6割以上が「資産の買い増し」(18.0%)や「投資を止めた」(12.5%)、「リスクのある資産の売却」(12.3%)など、具体的な行動を取っていることが明らかに。「リーマンショック時に積極的に投資を行いましたか?」と聞くと、33.3%の投資家が「はい」と回答した。

また、「リーマンショック時に投資先を変更した」という投資家は36.4%。具体的には、「株式」(54.6%)に変更した人が最も多く、次いで「投資信託」(29.4%)、「不動産」(23.4%)、「債権」(20.5%)、「外貨預金」(16.2%)、「金」(13.7%)と続いた。

続いて、「リーマンショックとコロナショックは、どちらが世界的影響が大きいと思いますか?」と質問したところ、8割以上が「コロナショック」(82.2%)と回答。理由を尋ねると、「リーマンは人。コロナは未知のウイルスなので」、「社会システムが根本的に変化したと感じるから」、「世界規模で全業種に影響があり、今後の見通しが立っていないため」などの回答が寄せられた。

また、「リーマンショックの経験は今のコロナショックに活かされていますか?」と質問したところ、4割超が「はい」(44.4%)と回答。「世界経済が回復するまで何年かかると思いますか?」という問いに対しては、「2年以上~3年未満」(31.7%)、「5年以上」(27.1%)、「3年以上~4年未満」(18.7%)が上位に。リーマンショック時は回復するまで7年程かかったということから、今回も「5年以上」の期間が必要だと考えている投資家も27.1%見受けられた。

最後に、今後の投資活動について教えてもらったところ、「投資先を分散させる」(37.0%)が最も多く、次いで「リスクの高い投資には手を出さない」(25.1%)、「少額投資をしていく」(16.3%)、「年利の高いところへ投資する」(10.0%)、「株式や不動産といった王道は攻めない」(4.6%)、「ファクタリングなどの注目されているところへ投資する」(2.9%)と続いた。

(マイナビニュースより引用)

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