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2013年11月25日

賃料水準の景況感指数、5年ぶりにプラス/東京ビル協調査

(一社)東京ビルヂング協会は21日、2013年10月期の「ビル経営動向調査」の結果を公表した。会員を対象に四半期ごとに賃料水準と空室率、景況感を聞くもの。今回は267社を対象に実施し、158社から回答を得た。

東京23区の坪当たり賃料水準(共益費込)は上限2万5,674円(前回調査比318円下落)・下限1万5,579円(同186円上昇)。上限は2期連続下落、下限は4期連続の上昇となった。都心部では、中央区は上限・下限ともに横ばい推移で推移し、新宿区は上限が横ばい、下限は下落した。

平均空室率は23区全体で6.8%(同0.2ポイント上昇)だった。都心5区は千代田区6.1%(同0.3ポイント低下)、中央区6.6%(同0.7ポイント上昇)、港区8.1%(同変わらず)、新宿区8.7%(同0.7ポイント上昇)、渋谷区2.4%(同0.1ポイント上昇)。前回調査時点では各区で空室率が低下したが、今回は千代田区以外では上昇・横ばいとなった。

賃料水準景況感指数は、3ヵ月前と現在を比較して2.8(同5.3ポイント上昇)と、08年1月以来のプラスになった。3ヵ月後の予測は8.6(同1.3ポイント上昇)。空室景況感指数は3ヵ月前と比較して11.6(同0.6ポイント低下)、3ヵ月後の予測は15.8(同0.2ポイント低下)。

(株式会社 不動産流通研究所より引用)

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