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公益財団法人東日本不動産流通機構（通称：東日本レインズ）は、1月21日、首都圏における2013年10月～12月の不動産流通市場の動向を発表した。
それによると、中古マンション成約件数は9期連続で前年同期を上回り2割近い増加、中古戸建住宅の成約件数は前年並み。新築戸建住宅成約件数は8期ぶりに前年同期を下回り、土地（100～200平米）成約件数は10期ぶりに前年同期を下回る結果となった。

【中古マンション概況】
●首都圏における2013年10月～12月の中古マンション成約件数は9,087件（前年同期比18.3%増）で、9期連続で前年同期を上回っている。すべての都県・地域で前年同期を上回っている。
●成約物件の1平米当たり単価は首都圏平均で40.64万円（前年同期比6.6%上昇、前期比1.3%上昇）で、前期比では5期連続で上昇している。
●新規登録件数は41,155件（前年同期比5.8%減）で、6期連続で前年同期を下回っている。都県・地域別に見ると千葉県と神奈川他（横浜・川崎以外）地域を除く都県・地域で前年同期を下回っている。

【中古戸建住宅概況】
●首都圏における2013年10月～12月の中古戸建住宅成約件数は2,864件（前年同期比0.03%減）で、ほぼ前年並みとなっている。都県・地域別に見ると千葉県の増加、横浜・川崎地域の減少が目立っている。
●成約物件価格は2,903万円（前年同期比1.7%下落、前期比0.7%下落）で、前年同期比・前期比ともに下落している。成約物件を価格帯別に見ると、5,000万円以上7,000万円未満の比率が縮小（7.6%→6.2%）している。
●新規登録件数は16,886件（前年同期比5.7%増）で、4期ぶりに前年同期を上回っている。

【新築戸建住宅概況】
●首都圏における2013年10月～12月の新築戸建住宅成約件数は1,167件（前年同期比9.4%減）で、8期ぶりに前年同期を下回っている。都県・地域別に見ると神奈川県を除く都県・地域で前年同期を下回っている。
●新規登録件数は18,226件（前年同期比同9.7%増）で、14期連続で前年同期を上回っている。

【土地(100～200平米)概況】
●首都圏における2013年10月～12月の土地（100～200平米）の成約件数は1,158件（前年同期比17.4%減）で、10期ぶりに前年同期を下回っている。都県・地域別に見ると、千葉県を除く各都県・地域で前年同期を下回っている。
●新規登録件数は13,647件（前年同期比24.8%増）で5期ぶりに前年同期を上回っている。

（suumoジャーナルより引用）